人っぽい猫?

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新年あけましておめでとうニャン。

「こいつは、人っぽい猫だよ」ってお父さんは言ってる。僕は、最初何のことか分からなかったけど、お父さんの解釈によると次のようになる。

赤ちゃんの時から飼われたので猫同士の付き合いが少ないこと。自然の中で育たなかったから野性味が薄いこと。例えば、猫同士の縄張り争いやネズミを捕るとか鳥を追い回すといった経験がないこと。つまり、猫や自然との付き合いより、人との付き合いが多いから「人っぽくなった」というわけだ。加藤由子先生は、猫っぽい猫が少なくなって、エイリアンみたいな猫が多くなっていると仰っているそうだ。

昔は、生きていくために、狩りをして食べ物をゲットするのが猫の使命だった。仲間のものを横取りして食べるのが当たり前だった。現代は、猫缶やドライフードが十分に与えられるし、トイレの始末や爪切りだってしてくれる。苦手なお風呂も入れてくれる。人間に気に入られるような「可愛い猫」になることが、生存競争に生き残るための「猫の戦略」なんだということらしい。

フーン、戦略か何か理解できないけど、僕はお母さんが好き。お母さんが喜ぶことをしてるだけなんだ。よく猫は気ままだって言われるけど、ちゃんと考えて行動していることを分かってほしいな。

余計なことだけど、人間と同じで長寿な猫が増えてきている。感染が少ない、栄養状態が良い、お医者さんに診てもらうということらしい。同じ哺乳類だからね。僕も、これから先が長いなあ。そのうち僕たち用の「老人施設」ができるかもしれないね。

 今年もよろしくね